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映画『母の家計簿』、47年の記録からたどる母を越えた一人の女性の人生

ドキュメンタリー映画『母の家計簿』に登場するユン・ジョンセンさん
画像出典:ニュース1 ↗

ドキュメンタリー映画『母の家計簿』が10月28日に韓国で公開される。ソン・スンテク監督が引っ越しの際、母ユン・ジョンセンさんが残した数十冊の家計簿を見つけたことから生まれた作品だ。帳面には1969年から2016年までの支出だけでなく、その日の気持ちも書き留められていたという。

ニュース1の映画レビューによると、ユンさんは5・16軍事クーデター当日の記憶や、顔を合わせずに結婚したこと、家族の暮らしなどを語る。夫が長く就職できず、家計を支えながら苦労を重ねた時期から、経済成長を経て家族で海外旅行に出かけるようになった時代まで、家計簿は一家の変化を伝える記録にもなっている。

映画は家計簿の記述に加え、両親へのインタビューや、母と息子がかつて暮らした場所を訪ねる旅を通して過去を振り返る。レビューは、家計簿を家族を守ろうとした女性の労働と責任の記録として紹介し、作品の終盤でユンさんが「それでも生きるのは楽しかった」と笑顔を見せる場面にも触れている。上映時間は96分。