アン・チファン、がん治療から約10年 妻との日常と寛容になった心境を語る

韓国のシンガーソングライター、アン・チファンが10月17日放送のMBN『キム・ジュハのデイ&ナイト』で、約10年前に直腸がんと診断された経験を振り返った。ステージ3と告げられ、治療中には体重が15キロ減るほど厳しい時期を過ごしたという。治療を経て、以前より周囲に寛容でありたいと考えるようになったと明かした。
治療を経て変わったものの見方
アンは、がん治療が音楽や人生の転機になったと説明した。以前は周囲から「鋭く厳しい」と言われることが多かったが、治療後は「もっと寛容に、もっと広く考えたい」と思うようになったという。今回の放送では、過去の闘病経験と、その後の心境の変化を語った。
長年連れ添う妻と、日常から生まれた歌
妻とは小学校の同級生で、中学2年の頃に手紙を交わし始め、長い交際を経て結婚した。アンは「人生の大半を一緒に過ごした」と語り、音楽やステージではプロとして振る舞う一方、日常では不器用な自分を妻が理解し、支えてくれたと感謝を伝えた。15枚目のアルバムに収めた新曲「TV 리모컨(テレビのリモコン)」も、夫婦の何気ない暮らしから着想を得たという。
母との別れを受け止めるために
亡き母への思いを込めた「이 감덩어리가...」については、母が健在だった頃に送った文章「母への手紙」をもとにしたと紹介。床に落ちた柿を片付けていたとき母を思い出し、曲を作る過程で別れの気持ちを少しずつ整理できたと話した。夫婦の日常と母への追悼という異なる題材が、近作の背景として語られた。