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AI時代の音楽著作権、作詞・作曲・編曲の枠組みを問い直す

AI時代の音楽創作について語るミュージシャン・研究者のパク・セビョル
画像の掲載元:日刊スポーツ(本人提供) ↗

AIがメロディーやサウンドを生み出す時代に、音楽の創作と著作権をどう捉えるか。ミュージシャンで研究者のパク・セビョル博士が、作詞・作曲・編曲の三分類では捉えきれない役割について語った。

パク博士は、AIが得意とするのは耳に残るメロディーだと指摘。作曲家として落胆した経験も明かしつつ、AIが多くの案を出しても、制作者の意図に沿って選び、修正を重ねる判断には人の専門性が表れると説明した。

編曲やサウンドデザインも、楽曲の個性を形作るなら創作上の貢献として評価されうるという。パク博士自身、バラード制作で曲の流れを左右する弦の対旋律を重視し、弦編曲者に作曲の取り分を分けた経験を紹介した。

一方、創作的な行為があったか、法律上の著作者として認められるか、著作権の保護や帰属をどう判断するかは別の問題だと強調。AIによってプロデューサーの企画や方向づけが存在感を増すなか、従来の登録制度に新たな貢献をどう反映するかが課題になるとした。AIの登場を単なる技術革新ではなく文化の変化として捉え、創作と消費の変化に応じた制度の見直しが必要だと述べている。