アムステルダムでフィリピン菓子を届ける「Manila Bakery」 アドボクロワッサンが人気

オランダ・アムステルダムに、フィリピンのパンや菓子を提供する「Manila Bakery Amsterdam」がオープンした。オーナーのミモサ・アユステさんは、以前コーヒーを飲みに訪れたルーマニア人経営のカフェが売りに出されたことをきっかけに店を引き継ぎ、9月18日に営業を始めた。地元の人や旅行者に加え、故郷の味を懐かしむフィリピン人にも親しまれている。
看板商品の一つは、フィリピンの煮込み料理アドボをほぐし、層状のクロワッサン生地に詰めたアドボパイ。ウベのパンデサルやクッキー、ウベ入り抹茶ラテ、米粉菓子のサピン・サピンなども並ぶ。アユステさんは開店前にフィリピンからウベを約400キロ仕入れた。
店にはオランダ各地からフィリピン人客が訪れ、アドボパンやコーンビーフ入りパンデサル、ウベパンデサルを楽しんでいる。アユステさんは、フィリピン人だけでなく、オランダ国外からも客が来ることを喜んでいるという。
アユステさんは、店を人々が再会する場所にしたいと考えている。支店を出す計画はまだないが、フランスのパリやスペインのマドリードへの出店を望む声も届いている。
フィリピンで生まれ育ったアユステさんは、化学工学を学び、オランダで20年以上暮らしてきた。パートナーや10代の娘と家族で店を切り盛りしており、想像以上の需要で行列が絶えないと話している。