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郭子、60歳で台北公演 「鴿子與海」録音時に涙した思い出を語る

郭蘅祈のアルバム『祈菩.行樂』のジャケット
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音楽家の郭子(郭蘅祈)が10月16日、台北の華山Legacyで浮花楽隊と公演「原來的那首歌」を開いた。60歳を迎えて再びステージに立った郭子は、代表曲を披露しながら、かつて「鴿子與海」を録音した際の思い出も初めて観客に語った。

歌詞に重なった当時の心境

郭子によると、「鴿子與海」の録音中、歌詞が自分の心境に深く重なり、歌っているうちに感情を抑えられなくなったという。録音室で横になって泣き、録音技師が姿を見失うほどだったと振り返った。

長い時間を経て同じ曲を歌うと、周囲の人や環境も、自身が歌詞から受け取るものも変わっていた。以前の悲しみとは異なる気持ちで歌えたといい、60歳から先の人生に新しい始まりを望んでいる。

観客の灯りに涙

公演では「祝福」の歌唱中、観客が携帯電話のライトを掲げ、会場を灯りで満たした。作詞を手がけた丁曉雯も会場に駆けつけており、郭子は歌を通じて観客と青春の記憶を共有できたことに胸を打たれ、涙を見せた。

ほかにも「另一個天地」や「忠孝東路走九遍」などを披露。60歳以降の人生を新たな場所へ進む節目と捉え、これからも創作を続け、再び観客と会いたいと話した。