チョン・レイ主演『玉簟秋』、原作は親子の悲劇に ドラマ版との結末の違いが話題
チョン・レイと徐若晗が主演する中国ドラマ『玉簟秋』をめぐり、原作小説の悲劇的な結末とドラマ版の改変が注目を集めている。原作では、主人公の葉平君と虞昶軒が再会できないまま別々の運命をたどり、番外編では虞昶軒が自分の息子を知らずに殺してしまう。一方、ドラマ版は戦火の中で二人が再会し、共に国を守る物語へと描き直されている。
原作では、すれ違いの末に息子まで失う
香港01によると、原作小説で葉平君は江学廷に監禁され、逃げ出した後に虞昶軒との子を産む。子どもを友人に託した葉平君は病に倒れ、廃寺で一人亡くなる。そばを通りかかった虞昶軒は、やせ衰えた彼女に気づかず通り過ぎてしまう。
その後、虞昶軒は別の女性と結婚する。番外編では、成長した息子の崇燁を本人と知らないまま銃殺し、事後に自分の子だったと知る展開が描かれる。原作者の靈希は、虞昶軒が跡継ぎを失う結末を「報い」として意図したと紹介されている。
ドラマ版は二人が戦火の中で再会
ドラマ版では物語の方向が大きく変わり、葉平君は逃亡後に記憶を失い、虞昶軒に守られる。二人は数年後に戦火の中で再会し、個人的なわだかまりを越えて国を守る道を共に進むという。原作の行き違いと孤独な結末に対し、ドラマは二人の再会と救済を軸にしている。
『玉簟秋』は靈希の同名小説を原作とする民国時代のドラマで、10月12日から湖南衛視と芒果TVで放送中。原作の結末を知る視聴者にとって、どこまで物語を書き換えるのかも見どころになっている。