陶晶瑩・李李仁夫妻が出資した菓子会社で調達問題 元会長を背信罪で起訴

台湾の台北地検は10月21日、菓子会社「辣杯杯」の調達をめぐり、同社の元董事長・劉吉仁氏を背信罪で起訴した。自由時報によると、陶晶瑩(タオ・ジンイン)と夫の李李仁は2020年、劉氏夫妻らとともに同社を設立し、劉氏を董事長に推したという。
検察の調べでは、辣杯杯が2021年に麻辣味のスナックを企画した際、株主会では3種類の試作品を試食して味を決めたものの、仕入れ先や価格は決定していなかった。その後、劉氏は自らが経営する吉品養生公司へ従業員を通じて発注。2022年1月と2月に計2回の仕入れが行われたとされる。
自由時報の記事によれば、吉品側は仕入れ値に35%を加えた額と利益を基に、辣杯杯へ315万台湾ドル余りを請求した。辣杯杯側が内訳を尋ねると、劉氏は別会社に製造を委託して吉品が代わりに出荷したと説明したという。辣杯杯は、事前の協議や価格交渉がなく、他社との比較もできなかったとして告訴。検察は、会社に損害を与えたと判断して起訴した。起訴は検察側の判断であり、有罪が確定したことを意味しない。