台湾の伍宗德監督、公益番組に約500万台湾ドルを投入 企業協賛は辞退
台湾の監督・プロデューサー伍宗德が手がけた公益リアリティー番組「網紅與善的距離(インフルエンサーと善の距離)」の第1シーズンが、10月20日に決勝と表彰式を迎えた。現地報道によると、制作費は当初見込んだ約300万台湾ドルから約500万台湾ドルに膨らみ、伍は企業から提示された協賛も断ったという。資金を受け取ると番組が商売と見られ、参加者に向き合えなくなるとの考えを語ったと伝えられている。
番組はインフルエンサーが福祉施設を訪ね、支援を必要とする人々に向けた90秒の動画を制作する企画。報道発表によれば、第1シーズンは約100人が参加し、最終段階では13人が残った。公益動画はInstagramで250万回超、全26回の番組はYouTubeで250万回超を再生し、合計500万回を超えたとしている。制作費の約500万台湾ドルと、再生数500万回超は別の数字だ。
伍は番組の狙いについて、若い世代が見て共有したくなる形で公益活動を届けることだと説明。協賛を受けずに制作した判断も、番組の信頼性を守りたいという本人の考えとして報じられた。