BTSの南米人気、現地教授は「自己愛と社会的メッセージ」に注目 ファンの自主活動も広がる

BTSの南米ツアーをめぐり、現地の研究者やメディアが人気の背景を分析している。チリのディエゴ・ポルタレス大学のコンスタンサ・ホルケラ教授は、自己愛を扱う歌詞やメンバーの回復力が若い世代に共感とつながりを生んでいると説明。ペルーのサンマルコス国立大学のアデマル・ディアス・アパリシオ教授は、ほかのグループとは異なる社会的なメッセージが独自性につながっていると評価した。
アルゼンチンでは、ファンが韓国語の歌詞を翻訳して共有したり、楽曲を聴く集まりを開いたりする動きも紹介された。現地メディアは、こうしたファンの自発的な活動がSNSでの発信とともに認知を広げたと伝えている。
ストリーミングにも伸びが表れている。Spotifyによると、コロンビアでのBTS楽曲再生数は直近3年で約300%増え、同国のK-POP再生の約3分の1を占めたという。アルゼンチンでは直近1年間で約200%増加し、Billboard Brazilはグループ活動再開後に同国での再生数が727%伸びたと報じている。
BTSはコロンビア、ペルー、チリ、アルゼンチン、ブラジルを巡るワールドツアー「ARIRANG」を開催中。公演の反響に加え、歌詞への共感やファン同士の活動が、各地での広がりを支えている。