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初作は1年で10冊、それでも世界へ ラウ・イーワが小説『Kelu』に込めた広東語への思い

小説『Kelu』を手にインタビューを受ける作家ラウ・イーワ
画像の掲載元:detikPop ↗

香港の作家ラウ・イーワのデビュー小説『Kelu』は、刊行後1年間に売れたのがわずか10冊だった。執筆を続ける自信を失い、諦めかけていた彼女の転機となったのが同作だ。作品は2025年のチョンマナート国際女性文学賞を受賞し、世界へと広がった。

『Kelu』が描くのは、教師たちに標準中国語の習得を求める香港の教育政策と、その中で脅かされる広東語の存在。ラウ・イーワは教師たちの物語を通して、母語を失うことや地域のアイデンティティーを問いかける。賞の獲得だけでなく、広東語をめぐる問題を読者に伝える作品として注目されている。