DC映画『クレイフェイス』、俳優が怪物へ変わる過程をボディホラーで描く

DCスタジオの新作映画『クレイフェイス』を取り上げたオーマイニュースのレビューが公開された。バットマンの宿敵として知られるキャラクターを主人公に、俳優が自分の顔を失い、やがて身体まで変化していく物語をボディホラーとして描く作品だ。
主人公マット・ヘイゲンは、顔を傷つけられた後、再生医療の研究者が開発した実験的な治療を受ける。一度は顔を取り戻すものの、感情に応じて皮膚や顔つきが変わり始める。レビューは、身体を自分で制御できなくなる恐怖を、俳優としてのキャリアや「自分の顔」を失う不安と結び付けている。
他人の顔に変身できる能力と、さまざまな人物を演じる俳優の仕事が重なる点も作品の特徴として紹介された。見た目を借りても相手の記憶や人間関係までは得られないという設定から、主人公の孤立も浮かび上がるという。
レビューは、特殊メイクや身体変形の演出を評価する一方、主人公の転落や復讐の筋立てには既視感もあると指摘。それでも、他のヒーローの登場に頼らず、ゴッサムを舞台に一人の悪役の物語を描く試みを、DCユニバースのジャンルの幅を広げる一歩として見ている。