リー・ウェイソン、香港ドラマ主題歌への思いを公演で披露 幼い日の夢を次世代へ

シンガポールの音楽家リー・ウェイソン(李偉菘)が、10月31日にゲートウェイ・シアターで開かれる「香港ドラマ主題歌回響コンサート2026」に出演する。回響吹打団との初共演で、華楽とポップスを組み合わせて往年の香港ドラマの名曲を届ける。
リーは自身の音楽の原点に、子どもの頃に家族で見ていた香港ドラマを挙げた。1980年代、シンガポールでは『上海灘』『親情』『網中人』など広東語のドラマがよく放送されており、主題歌が作曲家を志すきっかけになったという。
1984年、シンガポールのドラマ『霧鎖南洋』の制作にあたり、リーは双子の弟リー・シーソン(李偲菘)とそれぞれ楽曲を応募。2人の曲はともに最終候補10曲に入った。その後、リーは自身の音楽学院の児童合唱団を率い、自作のシンガポールドラマ曲を今回の舞台で歌う。
香港ドラマの名曲が長く愛される理由について、リーは印象に残るメロディーに加え、制作チームが何度も意見を交わし、歌詞も複数の候補から選ぶ丁寧な制作過程を挙げた。今回の公演は、幼い頃に抱いた夢を振り返りながら、作品を次の世代へつなぐ機会にもなる。