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AIボーカル曲「夢見た大人になれましたか?」、韓国チャートで3位に

MEOMURU「夢見た大人になれた?」シングルのジャケット写真
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韓国のプロジェクト「머무르(モムル)」による「꿈꾸던 어른이 되었나요?(夢見た大人になれましたか?)」が、生成AIを使った楽曲として異例のチャート上位に入った。NewsEnによると、Melonトップ100で10月13日午後4時に最高3位を記録し、10月15日の日間チャートでも4位だった。

この曲は6月23日にリリースされ、9月2日にYouTubeの日間人気ミュージックビデオチャートで1位になった後、10月初めにMelonトップ100へ。歌詞は作詞・作曲チームGlorywaveのイ・ヨンソクとチェ・ソンヒョクが手がけ、ボーカルは生成AIサービスSUNOで制作したと、プロジェクト側が曲紹介で明かしている。

AIが歌う曲をめぐっては、楽曲に心を動かされたという声と、AI音源だと知ると聴くのをためらうという声の両方がある。人の書いた歌詞や制作上の判断と、AIが担う歌唱をどう受け止めるかが、ヒットをきっかけにあらためて問われている。

AI音楽の登録や表示には課題も

韓国音楽著作権協会は8月3日、人間の創作者が実質的に関わったAI活用曲について、AIの使用範囲や人の創作的な貢献を申告・保証する登録基準を始めた。しかし文化体育観光部が業界全体での議論を先行させる趣旨の文書を送った後、協会は8月25日に基準を撤回した。NewsEnは、AIの利用をどう扱うか、明確な方向が定まっていないと報じている。

同紙によれば、MelonやYouTubeの曲情報にはこの曲がAIを使って制作されたという表示がなく、創作者による曲紹介が利用者に伝わるきっかけになった。フランスの音楽配信サービスDeezerは10月14日、AI生成曲を検索結果から除外するフィルターの開発を公表した。AI曲が広がるなか、制作への人の関与や聴き手への表示をどう示すかが課題として残っている。