故・林登義氏に金鐘賞生涯功労賞 息子が病床での「林導播」への反応を回想

台湾初のテレビ導播(テレビディレクター)として知られる故・林登義が、第61回金鐘賞の生涯功労賞を受賞した。10月25日の授賞式では息子の林大景と林大森が代理でトロフィーを受け取り、父を「100点満点の父親」と偲んだ。
次男の林大森は、父が昨年入院していた際の様子を振り返った。「お父さん」「おじいちゃん」と呼んでも反応が薄かった一方、「林導播」と呼びかけると反応があったという。仕事への愛情が深く、職業名が本人の一部になっていたことを示す思い出として語った。
長男の林大景は、父が夜通しの収録や脚本執筆に追われる姿を子どもの頃から見ていたと説明。自分が働くようになって初めて、その熱意や責任感を実感したと話し、仕事の不満を口にせず、私生活ではユーモアのある父だったと懐かしんだ。林登義は1962年に教育テレビ局で働き始め、40年以上にわたって台湾のテレビ制作に携わった。