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喜翔、陳冲が古跡で血のりを回収 映画『消失的金鳳娜』撮影秘話

高雄映画祭の会場で映画『消失的金鳳娜』をPRする喜翔、劉奕兒、謝庭菡監督、陽靚
画像の掲載元:高雄電影節 ↗

映画『消失的金鳳娜』の撮影では、歴史的建造物を守るため、血のりを使う場面にも細かな配慮が必要だった。喜翔は高雄映画祭のイベントで、血のりを床にこぼさないよう出演者やスタッフが慌てて受け止め、陳冲もモップで後片付けに加わったと振り返った。

同作は謝庭菡監督によるサスペンス映画で、台湾の実際の事件を題材にしている。高雄映画祭で上映された際には、観客から物語のモデルとなった事件について質問が相次ぎ、「完璧ではない母親」の暗い面を描いた作品として強い反響を呼んだという。

撮影は、国定古跡の楽生療養院で許可を得て行われた。監督によると、壁に釘を打てず、床に血のりを落とすこともできないため、格闘場面では透明な保護シートを敷いた。院内では話し声の大きさにも気を配った。

喜翔によれば、ある場面では照明が整ったと思って血のりを流した直後、現場から「まだ照明ができていない」と声が上がった。血のりを落とさないよう、喜翔と美術スタッフがとっさに手で受け止め、陳冲も後ろでモップを手に清掃を手伝ったという。緊張感のある撮影の合間に起きた、慌ただしい一幕だ。