郭子が台北で公演 「忠孝東路走九遍」を歌い観光局に宣伝費を冗談交じりに要求

台湾の音楽家・郭子が10月16日、台北のLegacyで「原來的那首歌」公演を開いた。浮花樂隊とともに、自身が手がけた華語ポップスの楽曲を披露。60歳を迎える時期にあたり、幕開けには「另一個天地」を選び、これからの人生を新たに始めたいという思いを語った。
「忠孝東路走九遍」で会場を沸かせる
動力火車の代表曲「忠孝東路走九遍」を歌った際には、外国人旅行者が台北の忠孝東路を訪れる話題に触れ、観光局に宣伝費を出してもらおうかと冗談を飛ばした。郭子は、動力火車が今もこの曲を歌い続けていることへの感謝も伝えた。
客席から歌声が上がると、郭子は「みんな歌が大きいから、自分は楽だ」と笑顔で応じた。客席から選んだファンをステージに招き、「原來妳什麼都不要」を一緒に歌う場面もあった。
「祝福」に涙、アンコールでは録音時の思い出も
張學友の「祝福」では、作詞を担当した丁曉雯が客席から見守り、観客が携帯電話のライトを掲げた光景に郭子は涙を見せた。友人の許常德も会場に駆けつけ、節目の公演を支えた。
アンコールで「鴿子與海」を歌う前には、録音当時、曲が自身の心境に重なってスタジオで泣き崩れた思い出を明かした。張學友の「祝福」「偷心」、王菲の「矜持」、張惠妹の「原來妳什麼都不要」などを手がけてきた郭子が、今回は自らステージに立ち、長く親しまれてきた曲を歌い届けた。