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理想混蛋の可沛、父を亡くして1カ月の公演で涙 客席の母の姿に思いあふれる

理想混蛋のApple Musicアーティスト写真
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台湾のバンド・理想混蛋(IdealBros)のドラマー可沛(クォーペイ)が、10月17日に高雄アリーナで行った公演中、客席にいた母親の姿を見て涙を流した。父親をがんで亡くしてから約1カ月。4人が「滯留鋒」を演奏するなか、思いがこみ上げ、何度も涙をぬぐったという。

主唱の雞丁(ジーディン)は、背を向けていても可沛の気持ちが伝わってきたと声をかけた。可沛は涙声で次の曲へ進もうと促し、ステージは悲しみを抱えながら仲間と演奏を続ける時間になった。

結成9周年、初めての高雄アリーナ公演

理想混蛋は10月17、18日の2日間、結成9周年を迎える節目として高雄アリーナで「不是因為天氣晴朗才見面」公演を開催した。学生サークルで音楽を始めた頃から大きなステージに立つまでを振り返りながら、「滯留鋒」を演奏。可沛はこの9年間で皆が成長したと語り、メンバーに感謝を伝えた。

この日は金曲獎新人賞を受賞した持修もゲスト出演。笑顔と涙が交差した公演は、2日間で2万人を超える観客を集め、バンドにとって新たな節目となった。