大衆音楽評論家のカン・ホンさん死去 文化行政でも活動、64歳
大衆音楽評論家で、韓国文化芸術教育振興院の理事長を務めていたカン・ホンさんが10月20日に亡くなった。64歳だった。文化体育観光部のチェ・フィヨン長官は翌21日、長年にわたり韓国の文化芸術の裾野を広げ、後進を育てたとして哀悼の意を表した。
韓国メディアによると、カンさんは音楽評論や執筆、講演に加えて映画・公演の制作や文化行政にも携わった。2018年に京畿文化財団の代表理事に就任し、韓国広域文化財団連合会の会長も歴任。2025年12月から韓国文化芸術教育振興院の理事長を務めていた。
1962年に釜山で生まれ、ソウル大学校の国語国文学科を卒業後、同大学院で音楽学を学んだ。著書に『転覆と反転の瞬間』『カン・ホンの韓国大衆文化史』などがあり、音楽を社会や時代の背景と結びつけて論じた。チェ長官は、芸術が持つ癒やしと成長の力を信じ、現場の声に耳を傾け続けた歩みは文化芸術界の大きな道しるべになったと悼んだ。