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『キリングタイム』が示す配信者映画の難しさ 公開後の興行も苦戦

映画『キリングタイム』で、配信クルーのメンバーがモニターを囲む場面
写真:ザ・タイトル(TVリポート掲載) ↗

韓国映画『キリングタイム』が、配信者を題材にした映画の難しさを映し出している。TVリポートは10月27日、作品のテーマや演出を論じ、現実の配信者が持つ生々しさを映画の中で再現しきれなかったと評した。

同作は10月21日に韓国で公開された。TVリポートによると、27日までの累計観客数は2万426人で、前日26日の観客数は2491人、同日の興行順位は10位だった。物語では、再起を目指すネット配信クルーが危険な状況に巻き込まれていく。人の命さえ刺激的なコンテンツとして消費する社会を描く「ニューメディア法」の設定も、作品の軸になっている。

主人公のジュウォンをナム・ユンス、ヨヌをリュ・ヘヨンが演じる。記事は、廃病院の雰囲気や追跡劇の緊張感などを見どころに挙げる一方、クルーの人物像が単純で感情表現も大きく、危機を招く展開がかえって緊張感を弱めたと指摘した。

さらに、映画やドラマの配信者像は現実の配信文化から距離があるという。視聴者の注目を集めるため、刺激の強い内容を日々発信する配信者を、俳優が整えられた言葉や振る舞いで演じると、作り物らしさが目立ってしまう。配信文化が主流になった今、その生々しいエネルギーを映画がどう描くかという課題が残る作品となった。