韓国のディープフェイク性犯罪物、今年8カ月で1万7378件 昨年の年間件数を上回る
韓国で、ディープフェイクを使った性犯罪物の審議件数が今年1~8月に1万7378件となり、昨年1年間の1万5808件を約9.9%上回った。国会の李蓮姫議員室が放送メディア通信審議委員会から提出を受けた資料を、聯合ニュースが10月17日に伝えた。
8カ月で昨年の年間件数を超える
今年1~8月の審議件数は、昨年の年間件数より1570件多い。年別では2021年が1913件、2022年が3574件、2023年が7187件と増え、2024年には2万3109件に達した。2025年は1万5808件に減ったものの、今年は8カ月で再び前年実績を上回った。
今年の内訳では、海外の違法・わいせつサイトやP2Pサイトなどを含む「その他」が1万7116件を占めた。Xは138件、Telegramは124件だった。件数の大半が「その他」に分類されており、海外サイトを通じた流通への対応が課題として浮かぶ。
削除・遮断の実効性と被害者保護が課題
放送メディア通信審議委員会の高光憲委員長は、10月12日の国政監査で、違法撮影物やディープフェイク性犯罪映像による被害の拡大を防ぎ、海外プラットフォーム上の違法情報の削除・遮断を実効性のあるものにすると述べた。
李議員は、昨年の年間実績を超えた状況を踏まえて、現状と対応体制を詳しく点検する必要があると指摘し、被害拡大の防止と被害者保護に向けた実効的な対応を求めた。