Fanlio推し情報局国内外の推しニュース

韓国映画界で広がるAI活用、長編作品の企画も相次ぐ

韓国の映画制作で、生成AIを映像制作の工程に取り入れる動きが広がっている。キム・ソンウ監督は、フランツ・カフカの『変身』に着想を得た初のAI短編『Worm Train』の一部を、10月11日に釜山で開かれたアジアン・コンテンツ&フィルム・マーケットで披露した。

制作会社Climax Studioは同マーケットで、アン・ジェホン監督の『Wonso』とチョン・チュングン監督の『Yogoejeon』というAI長編企画を発表。いずれも著名俳優の起用を視野に入れ、来年の公開を検討している。ほかにも、AI映像のみで制作したSF長編『Steelay』が公開を控え、ヨン・サンホ監督の『Yeto』や、ピョン・ヨハン出演のアクション映画『Gulf of Aden』も進行中だ。

映像生成モデルの性能向上により、生成できる映像の長さや人物の一貫性が改善し、業界では視覚効果の費用を平均40〜60%削減できるとの見方も出ている。一方、ミン・ギュドン監督は、場面をどう並べて物語をつなぐかは演出の領域だと説明。AIの活用が進む中でも、作品を形づくる人間の判断が議論の焦点になっている。