イ・チャンドン、『シークレット・サンシャイン』撮影を回想 チョン・ドヨンに求めた演技

イ・チャンドン監督が、映画『シークレット・サンシャイン』(原題『密陽』)を「最も撮影が大変だった作品」として挙げ、主演のチョン・ドヨンとの撮影を振り返った。10月28日公開のYouTubeチャンネル「イ・ドンジンのパイアキア」で、役柄の感情表現について当時の注文を明かした。
チョン・ドヨンは表現力に優れた俳優だが、この作品では「表現しないで、ただ感じて」と伝えたという。息子を失った主人公シネが誘拐犯から電話を受ける場面では、感情を作って見せるのではなく、本人も意識しないまま体が震えるように演じてほしいと求めた。
監督は、登場人物が経験したことのない極限の感情を求められたチョン・ドヨンにとって、戸惑いの大きい演出だっただろうと回想。撮影では二人の緊張が続き、自分を恨んでいたかもしれないとも語った。