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李芸嬋監督が釜山国際映画祭の監督賞を受賞 『有用的人』は台湾で11月公開へ

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台湾の李芸嬋(リー・ユンチャン)監督が、映画『有用的人』(英題『To Be Ordinary』)で第31回釜山国際映画祭の「釜山賞・最優秀監督賞」を受賞した。映画祭の公式発表では、作品名と監督名を合わせて受賞者として紹介。台湾の報道によると、李監督は授賞式で前回の同賞受賞者・舒淇(スー・チー)からトロフィーを受け取り、式の後には抱擁を求め、将来の共演も希望したという。

授賞式で李監督が着ていたのは、約20年前に釜山映画祭へ参加した際のドレス。長い時間を経て再び同映画祭の舞台に立ち、受賞者として名前を呼ばれた。台湾の監督が同賞を2年続けて受ける結果にもなった。

事故をきっかけに揺れる家族を描く

『有用的人』は、交通事故で車いすを使うことになった青年と、その家族を描くドラマ。釜山国際映画祭の作品紹介によると、父親の失業や夫婦のすれ違い、妹が抱える寂しさなど、事故の前からあった家族の問題が表面化していく。映画祭でワールドプレミア上映された台湾映画で、作品情報には2026年製作、112分と記載されている。

李監督は台湾メディアの取材で、題名は脚本を書いているときに自然に浮かんだと説明した。登場人物の「役に立つかどうか」を問うだけでなく、英題が示すように、平凡な日々を送ることにも価値があるという思いを込めたという。台湾では11月13日の劇場公開を予定している。