林隆璇、大学卒業前に退学寸前 デビュー後7年の無収入を経て学科長へ

歌手で作曲家の林隆璇は、大学卒業まであと2カ月という時期に、歌手活動を優先しすぎているとして退学を告げられたことがある。文化大学音楽学部の学生だった林さんは、歌唱コンテストで注目され、番組出演やアルバム制作の予定が増えていた。教師が間に入ってくれたことで、卒業にたどり着いたという。
デビュー後も順調だったわけではない。林さんは自作の30曲をカセットにまとめてレコード会社へ送ったものの、すべて採用されず、7年間収入のない時期を経験した。その後、流行音楽の市場や作曲を研究し、〈白天不懂夜的黑〉〈流言〉などの楽曲を手がけ、1000曲を超える作品を生み出した。
現在は台南応用科技大学で流行音楽を教え、学科長も務める。10月には学生時代に音楽の道へ進むきっかけになった番組「大学城」の43周年公演に出演し、かつての仲間と再会した。退学の危機にあった学生が、今は音楽を教える立場になっている。