マスクのAI映像版『オデュッセイア』に酷評 「感情のないゾンビ」との声も

イーロン・マスクがAIツール「Grok Imagine」で制作した『オデュッセイア』の映像が、公開後に批判を集めている。マスクは10月23日、ホメロスの叙事詩を題材にしたシリーズの第1話(約7分)をXに投稿。AI映像制作会社Wonder Studioと監督のデブ・ウォーカーが「創造的な協業」に参加したと説明していた。
マイデイリーによると、『ドクター・ストレンジ』や『ブラック・フォン』を手掛けたスコット・デリクソン監督は、映画について語るマスクの見解を厳しく批判。英紙テレグラフの評者も、焦点の定まらない目や感情のない声、場面ごとに変わるペネロペの顔を挙げ、「ゾンビのよう」と評した。映像を見たXユーザーからも、表情や演技に感情が乏しいとの指摘が相次いだという。
記事は、この企画をめぐるマスクの過去の発言にも触れている。マスクは3月、クリストファー・ノーラン監督が別に進める映画『オデュッセイア』の配役を批判し、自ら歴史考証に忠実な作品を2026年末までに完成させると宣言していた。今回公開されたAI映像は、その構想に関連するものとして注目を集めている。