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47年続いた母の家計簿を映画に 記録からたどる韓国の家族史

母が1969年から47年間つけ続けた家計簿を手がかりに、家族の日々と韓国社会の移り変わりを描くドキュメンタリー映画『母の家計簿』が、10月28日に公開される。古いタンスの下から見つかった記録が、作品の出発点になった。

監督のソン・スンテクは、年を重ねて記憶が薄れていく母の家計簿を前に、家族にとって母がどんな存在だったのかを振り返ろうと企画したという。日々の支出を書き留めた帳面は、家計の記録にとどまらず、時代を懸命に生きた家族の暮らしを映す資料にもなった。

作品は全州国際映画祭の『全州ラボ・ワーク・イン・プログレス』に選ばれ、EBS国際ドキュメンタリー映画祭でも上映された。商業映画の撮影監督として長編15作や広告、ミュージックビデオなどに携わってきたソン監督は、過去作『隣人』で釜山国際映画祭ドキュメンタリー部門最優秀賞などを受賞している。