Fanlio推し情報局国内外の推しニュース

韓国進出10年のNetflix Kコンテンツを世界へ広げた一方、制作費高騰も

イカゲームのヨンヒ人形などを取り入れたNetflix10周年記念のパレードがソウル・清渓川沿いを進む
画像の掲載元:コリア・中央デイリー(SCREEN CAPTURE) ↗

韓国でサービスを始めて10年を迎えたNetflixは、韓国作品を世界に届ける一方、制作費の上昇や制作会社のプラットフォーム依存という課題も生んだ。コリア・中央デイリーは、成功の広がりと産業構造への影響を伝えている。

Netflixは2016年1月17日に韓国で配信を開始。『イカゲーム』などが海外でヒットし、同紙の集計では、2021年6月から2024年末までに韓国作品210本がNetflixのグローバルトップ10に入った。今年上半期の世界視聴時間でも、韓国制作シリーズは全体の11%を占め、米国作品に次ぐ規模だった。

全話を撮影してから配信する方式は、放送中に後半話を撮影する従来の制作慣行を変え、編集や後処理に時間をかけやすくした。短い話数や複数シーズンの作品も広がり、地上波では扱いにくかったジャンルが世界へ届く機会になったと、映画評論家や研究者は評価している。

一方で、1話あたりの制作費はかつて約5億ウォンだったものが、近年は25億~30億ウォンに上がったとの業界関係者の証言も紹介された。配信会社が制作費を全額負担する代わりに知的財産権を持つ契約では、作品が大ヒットして続編や商品展開につながっても、制作会社が成功に見合う収益を得にくい。専門家は、制作費の高騰と権利の偏りが続けば、制作会社の再投資が難しくなり、業界全体の基盤を弱めかねないと指摘している。

Netflixは10周年を記念し、ソウルの文化施設「オイルタンク文化公園」で週末にフェスティバルを開催。記事写真には、ヨンヒ人形や『KPop Demon Hunters』のキャラクターに扮した出演者らが清渓川沿いを練り歩く、10月7~10日の事前イベントが写っている。