釜山国際映画祭、映画観客20万人を回復 来年はチケット待機列と競争部門を強化へ
第31回釜山国際映画祭(BIFF)が10月15日に閉幕し、映画上映の観客数が20万43人に達しました。20万人を超えたのは2015年以来10年ぶりです。プログラムや関連イベントを含む総来場者数は27万7027人となり、映画祭の構造改善が観客との接点を広げたと、執行委員長のチョン・ハンソク氏は振り返りました。
チョン氏はイーデイリーのインタビューで、国際映画製作者連盟(FIAPF)のAリスト選定や、釜山アワード大賞作品にアカデミー国際長編映画賞への出品資格が与えられたことが、海外の映画関係者からも注目されていると説明。競争部門への作品応募も前年より集まりやすくなったとし、来年はさらに充実させたい考えを示しました。
来年に向けた課題は予約システムと競争部門
今年初めて導入したチケットの待機列システムについて、チョン氏は安定性を重視した基本的な仕組みだったと説明し、来年に向けて改善を検討していると話しました。また、国際的な注目が集まり始めた競争部門を一度きりの成果にせず、映画人と観客の双方に支持されるセクションへ育てることも目標に挙げています。
来場者の増加を受け、映画の殿堂周辺の屋外空間をより快適に整える必要性も課題に。観客数の回復を成果としつつ、会場で過ごす人の体験や映画祭の中核となる部門を次の改善につなげる方針です。