ANGIE安吉、短編映画で初主演 パンの衣装で閉所の恐怖を経験

台湾のシンガーソングライターANGIE安吉が、短編映画『那個掉屑的她』で初主演を務めた。撮影は6月の高雄で行われ、彼女はパンをモチーフにした特殊な衣装で演じたという。これまで主に音楽で感情を表してきたANGIEにとって、演技は初めての創作経験となった。
撮影では暑さに加え、衣装用の面を作るため頭部を覆われた際に強い不安を感じ、パニックになったと明かした。本人は自分に閉所への恐怖があると初めて気づき、予想外の経験に驚いたという。密閉感のある衣装を長時間着用する負担もありながら、新鮮で挑戦しがいのある撮影だったと振り返った。
ANGIEは映画のエンディング曲「等愛發酵」も自ら作詞作曲し、歌唱した。軽やかでロマンチックなボサノバの曲調に、役柄が恋愛の中で感じる悔しさや戸惑い、やがて気持ちを率直に伝えるまでの変化を込めたという。映画と音楽の両方に関われたことを喜び、「振り返ればすべてが価値ある経験だった」と語った。
役を準備し演じる過程で、演技は自分や他人を理解する方法でもあると感じたという。人の心を知るには忍耐や受容、愛が必要だと話し、観客には気軽に楽しんでほしいと呼びかけた。パンの衣装については「中身は本当に安吉」とユーモアを交えてアピールしている。