韓国OTT、頭脳サバイバル番組を拡充 ファンダムとシリーズ展開を競う
韓国の動画配信各社が、頭脳戦や心理戦を軸にしたサバイバル番組を相次いで展開している。各社は政治・経済を題材にした社会実験や追跡ゲーム、人気シリーズの新シーズンなど企画の幅を広げ、視聴者を獲得しようとしている。
Wavveの『ザ・コミュニティ2』は、価値観の異なる参加者が権力や資源をめぐって競う社会実験型。配信初週末に新規有料会員を最も多く呼び込んだ作品となり、シーズン1と比べて同期間の成果は約6倍だったと報じられた。Disney+の『かくれんぼゲーム』は、かくれんぼにマフィアゲームの推理と追跡を組み合わせ、複雑なルールに頼らない企画を打ち出す。
Netflixは『デビルズ・プラン』の新シーズンに、チャン・ドンミンやホン・ジンホら過去のサバイバル番組で知られる出演者を起用する。記事によると、シーズン1はNetflixの非英語TV番組ランキングで世界3位、シーズン2も配信初週に視聴数170万を記録した。番組ごとの勝敗に加えて、参加者同士の連携や駆け引きを視聴者が考察できる点が、継続視聴やシリーズ展開を支える要素として挙げられている。
企画の差別化が次の課題に
既存シリーズの出演者やルールを引き継ぎながら、新しい参加者やゲーム形式を加えることで、各社は過去のファンを次シーズンへつなげようとしている。一方で似た番組が増えるなか、今後の注目度を左右するのは新しいゲーム設計と企画の独自性になりそうだ。