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ペ・ヒョンソン、ヨン・サンホ監督作で映画初主演 9年ぶりに戻った息子役に挑戦

俳優ペ・ヒョンソンが、ヨン・サンホ監督の心理スリラー映画『失楽園』でスクリーン初主演を務める。映画は10月21日に韓国で公開。死んだと思われていた息子が9年後に帰ってくる物語で、ペ・ヒョンソンは母の前に再び現れるリュ・ソヌを演じる。

ソヌは長く姿を消した後、母リュ・ソヨン(キム・ヒョンジュ)のもとへ戻るが、振る舞いには説明しがたい謎が残る。ペ・ヒョンソンは抑えた表情や短い返答の変化を通じて、簡単には善悪を判断できない人物の内面を表現したという。久しぶりに息子と再会した母が関係を取り戻そうとする一方で、息子は本心を見せない。二人の間にある距離や複雑な感情が、作品の緊張感を形作る。

ペ・ヒョンソンはインタビューで、ヨン監督とはNetflixシリーズ『地獄が呼んでいる』シーズン2で知り合ったと振り返った。出演は短い撮影だったため再び組みたい気持ちがあり、監督から脚本の話を受けるとすぐ参加を決めたという。物語が人間の暗い深部を扱う点と、ソヌという役に魅力を感じたことも理由に挙げた。

初主演作は釜山国際映画祭とトロント国際映画祭でも紹介された。親しみやすい役柄の印象から離れ、正体をつかみにくい人物へと演技の幅を広げる作品になりそうだ。