登録者103万人の日本人YouTuber、名誉毀損容疑で逮捕 「詐欺撲滅」掲げる発信が争点に
「詐欺撲滅」を掲げる日本のYouTubeチャンネル「KENZO【新宿109】」の運営者、池田ミキさん(28)が、名誉毀損の疑いで逮捕された。韓国の芸能メディアMHNが現地メディアの報道として伝えた。チャンネル登録者数は103万人という。
報道によると、池田さんは昨年6月、京都市の不動産会社代表だった男性の写真を使い、「私の職業は詐欺師です」「巨額M&A詐欺師か」などの字幕を付けた動画を投稿した疑いが持たれている。同じ事件では、岡山市の会社役員ら2人も、男性から現金30億円をだまし取ろうとした疑いで逮捕されたとされる。いずれも報道時点での容疑であり、刑事責任が確定したことを示すものではない。
男性は動画公開の翌月に亡くなり、その後、問題の動画は削除された。記事は動画との因果関係を示していない。男性の母親は、池田さんら3人に約2億3,000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたという。
チャンネルは、悪質なマルチ商法や詐欺の加害者とされた人々を直接問いただす動画で知られてきた。現地の映像制作関係者からは、警察ではない個人が一方的な情報をもとに相手を追及し、個人情報を公開することへの懸念も出ている。今回の逮捕を受け、正義を掲げる告発型コンテンツの手法が改めて議論されている。