ペ・ヒョンソン、映画初主演に感慨 ファンの「遠回しなお願い」にNGを出した理由
俳優ペ・ヒョンソンが、映画『失楽園』でスクリーン初主演を務める心境と、ファンとの交流について語った。作品は10月21日公開。9年前のスクールキャンプ中に起きたバス失踪事件で息子を失った母親のもとへ、亡くなったと思われていた息子が戻ってくるところから始まる心理ミステリーで、ペ・ヒョンソンは帰還した息子ソヌを演じる。
公開前の舞台あいさつでは、観客の前に立った瞬間に緊張しながらも、映画を見に来てくれた人たちを見て胸が熱くなったという。主演として観客に会えたことをうれしく感じ、こうした場をこれからも続けられるよう努力したいと話した。
舞台あいさつではリクエストにも応える
ペ・ヒョンソンは、可能な限り舞台あいさつへ足を運び、ファンが望むセリフや仕草にも応じたいと意欲を示した。ファン交流アプリ「Bubble」を通じた質問や、愛情を込めた大げさな褒め言葉を受け取ることも楽しいといい、活動中に流行の言い回しを覚えられそうだと笑った。
印象に残っているのは「最近寒いから、上着を勧めて」というファンの言葉。最初は服の提案を求められたと思い、薄手のジャケットを勧めようとしたが、実際に期待されていた返答は「抱きしめてって、どうして遠回しに言うの?」という甘いひと言だった。意図に気づいた後も一度で決まらず、「NG」と言ってやり直したという。
役名ではなく、俳優として見てもらえる演技へ
『失楽園』は、ヨン・サンホ監督によるミステリー心理スリラー。失踪から9年後、別人のような姿で帰ってくるソヌが物語の緊張を引っ張る。AIプログラムも主要な題材となる作品にちなみ、本人もAIを使うか尋ねられると、スキンケア用品を塗る順番などを聞くことがあると明かした。
ペ・ヒョンソンは、観客にこの役が自分に合っていて、演じ切れていると感じてもらいたいと語った。映画のソヌを見ながら、俳優本人を意識せず物語に入り込んでもらえたら、それが何よりの評価になるという。