米連邦地裁、ソン・ガインへの著作権訴えを却下 提訴者にAI利用も警告

歌手ソン・ガインを相手取り米国で起こされた著作権訴訟について、カリフォルニア中部地区連邦地方裁判所は8月27日、訴えを却下した。10月21日付のスポーツ京郷の報道によると、裁判所はソン・ガインに対する裁判管轄権がないと判断。提訴者の再検討申請も9月4日に退けられた。
訴えたのは、『断腸のミアリ峠』を作曲した故イ・ジェホの息子とされる人物。ソン・ガインが2019年にTV朝鮮の番組『ミストロット』で同曲を歌ったことなどをめぐり、韓国の歌手や放送局が許諾なく楽曲を掲載したと主張していた。韓国の放送映像が米国からも視聴できることを、米国での著作権侵害の根拠に挙げたという。
報道では、提訴者がソン・ガインの応答がなかったとして欠席判決を求めたものの、裁判所は応答の有無より先に管轄権が必要だとして認めなかったと説明している。今回の却下は裁判所の管轄を理由とするもので、著作権侵害の主張そのものを判断したとは区別される。
裁判所は、提訴者が生成AIを使って書類を作成し、提出書類に複数の問題があった点も指摘した。さらにAIの過度な利用が続けば、金銭的制裁や、繰り返し無理な訴訟を起こす人物として指定する措置を検討し得ると警告したと報じられている。