香港の美容施設2カ所で疑いの注射剤170本超を押収 韓国製Re2Oも対象に
韓国で人気が広がる美容用注入剤「Re2O」をめぐり、香港の衛生署が尖沙咀と旺角にある美容施設2カ所を立ち入り検査した。香港01によると、当局は第一部毒薬と疑われる注射剤を100本・瓶以上、未登録の医薬品と疑われる注射剤を70本・瓶以上押収し、その中に通称「屍皮針」と呼ばれるElravie Re2Oが含まれていた。
Re2Oは韓国のバイオ企業L&C BIOの製品で、提供元は寄贈者の皮膚から得た無細胞真皮基質を含み、小じわや肌の引き締めに役立つとうたっている。香港では薬品や人体組織に関する法令の対象となるとされ、今回の検査で登録状況や施術者の資格にも関心が集まった。
美容業界の唐安麒は、購入時に正規品か確認し、注射は登録医師による評価と施術を受けるよう呼びかけた。原料の検査や細胞除去が不十分な場合に感染や免疫反応の懸念があるとも述べている。こうしたリスクの具体的な判断は、資格を持つ医療従事者に相談する必要がある。