歐漢聲、AIのデモと張り合った経験から得た気づき 新曲で「完璧」へのこだわりを手放す

台湾のタレント、歐漢聲(オウ・ハンション)が、音楽活動名Mr.Oとして発表した新曲「Lucia」のレコーディングを振り返った。録音当初はデモ音源を歌うAIに負けまいと、息継ぎをせず高音まで追いかけたという。相手がAIだと知ってからは歌い方を変え、装飾を抑えて心地よく歌い終えることができたと鏡週刊のインタビューで語った。
歌でデビューしたいと思って芸能界に入り、12年前にはアルバムも発表。その後も歌のレッスンを続け、今回の録音でようやく自分の声を見つけたと感じたそうだ。完璧に歌おうとするほど、聴き手に届く自然さから遠ざかる。歐漢聲は「完璧を考えないことが、いちばん完璧なのかもしれない」と受け止めを話している。
かつて中国のバラエティー番組『天天向上』に出演していた頃は、毎週違う笑いを届けようと自分に高い基準を課し、かえって身動きが取れなくなった経験もあるという。歌や仕事に全力で取り組んできた彼が、力を抜くことで自分らしい表現を探している。