韓国サバイバル番組に「交渉と同盟」の新潮流 『ザ・コミュニティ2』が話題

韓国のサバイバル番組で、パズルや計算力よりも交渉や連合づくりに焦点を当てる作品が注目されている。Wavveの『ザ・コミュニティ2:見えない手』は、公開期間中に同サービスの週間視聴時間で全ジャンル1位となり、6週連続で新規有料会員の獲得を牽引した。
勝ち残りより、社会の縮図を動かす面白さ
世界日報によると、同番組は各チームが持つ強みを生かし、他チームを説得したり世論を形づくったりしながら勝利を目指す構成。難問を解く競争ではなく、参加者が直面するジレンマや交渉が中心となり、「文系サバイバル」「社会実験のような番組」と評された。
演出を担当したクォン・ソンミンPDは、制作側の介入を減らして出演者の自由度を高めたと説明。一方、最終盤ではゴールドチームが交渉から外れ、想定していたゲームの形が崩れたことが結末への批判につながったと振り返った。
追跡戦や受験など、題材も広がる
記事は、追跡戦に心理戦を組み合わせた配信番組や、受験を題材にした番組など、サバイバル形式の多様化も紹介。クォンPDは今後取り上げたい題材として言語、法律、哲学、宗教を挙げ、発想の余地はまだ大きいと語った。