キム・スハ、ミュージカル『ヘルズ・キッチン』で新境地 車内でも歌を練習

ミュージカル俳優のキム・スハが、韓国初演の『ヘルズ・キッチン』で主人公アリーを演じている。アリシア・キーズの人生と音楽に着想を得た作品で、1990年代のニューヨークを舞台に、母のもとで窮屈さを感じる18歳の少女の成長を描く。
クラシック作品を中心に出演してきたキム・スハにとって、ポップやR&B、ジャズを取り入れた楽曲は新たな挑戦だった。アリシア・キーズの若い頃の歌唱映像を見て研究し、稽古が終わった後も練習を重ねた。自宅では歌えないため、駐車場の車内で2時間歌ってから帰ることもあったという。
踊りにも苦労した。バレエを学んできたキム・スハは、アリーらしいリズムを身につけるため、ダンサーの動きをまねたり、1990年代のR&Bをドライブ中に聴いたりして役を作り上げた。
キム・スハは、アリーと同世代の観客に「自分だけが息苦しいわけではない」と希望を感じてもらいたいと話す。『ヘルズ・キッチン』は11月8日まで、ソウルのGSアートセンターで上演される。