エルニー・ザクリ「アルバムに穴埋め曲はない」 『ATMA』は物語として構成

マレーシアの歌手エルニー・ザクリは、アルバムの曲数を埋めるためだけの「穴埋め曲」は作らないという考えを語った。最新作『ATMA』では、それぞれの曲が全体の物語を形作るように構成したという。
Gempakのインタビューでエルニーは、かつては12曲や15曲入りのアルバムが業界標準だった一方、ストリーミングが広がった現在は、聴き手が好きな曲だけを選ぶようになったと説明。それでも作曲家が手掛けた曲を、収録数を満たすための曲と呼ぶのは不公平だと話した。
本人は過去に自分のアルバムにも「穴埋め曲」があったと振り返り、その経験から考え方が変わったという。『ATMA』の各トラックは一続きの物語の一部で、本の途中を飛ばすと全体を理解しにくいように、曲を飛ばさず聴いてほしいと伝えている。
アルバムは10曲以上という決まりに縛られる必要もないとし、5曲でも7曲でも、EPでもよいと語った。曲数より、作品として何を届けるかを大切にする姿勢を示した。