A2O LITEのSMPとILLITのクラブサウンド 異なる挑戦が広げるK-POP

K-POPで異なる方向を向いた二つの試みが注目を集めている。A2O LITEは長尺の楽曲と緻密な群舞で往年のSMPを思わせる一方、ILLITはクラブサウンドを取り入れた新作を準備中だ。뉴스엔は、懐かしさを呼ぶスタイルと現在のクラブトレンドが同時に広がる動きを伝えた。
A2O LITE、デビュー曲が29時間でチャート首位に
A2O LITEのデビュー曲「NEON」は10月13日午後6時に公開され、翌14日午後11時にMelon TOP100で1位を獲得した。リリースから29時間での首位到達は、2021年8月のチャート改編以降、新人グループのデビュー曲として最短記録だという。従来の記録はALLDAY PROJECT「FAMOUS」の約3日だった。
3分28秒の「NEON」は、重いベースやアカペラ、ダンスブレイクと揃った振付を盛り込んだ構成。H.O.T.からaespaまで手がけたユ・ヨンジンが、米国のプロデューサーDem Jointzと作詞・作曲・編曲に参加した。ショート動画向けの短い曲が目立つなか、長い尺と力強い群舞を前面に出した点が、記事ではSMPを思わせる特徴として紹介されている。
ILLITはクラブの熱気を次作へ
ILLITは10月26日発売予定の5thミニアルバム『BREAK EVEN』で、タイトル曲「체포하겠어」に取り組む。先行公開された音源や映像にはホイッスルの音、騒がしさを訴える看板、弾ける電子音が登場する。記事は、アルゼンチンのプロデューサーデュオEQが参加したこの曲を、90〜00年代のクラブ感覚を現代的に捉え直す動きと結びつけている。
ベルリンやロンドンなどのクラブでハードトランスやユーロダンスの再解釈が目立つなか、ILLITもこれまでの愛らしいイメージから音楽の幅を広げてきた。「It's Me」に続く新曲がどんな反応を得るかは、今回のカムバックの見どころになりそうだ。
一時の話題から定着するか
A2O LITEの「NEON」はMelon日間チャートでも10月15日に1位となり、海外の配信チャートでも成果を挙げた。一方、同日に発表されたA2O SOULの「SUPERSTAR」は一部の海外K-POPチャートで首位を記録したものの、韓国の主要チャートには入らなかったと記事は報じている。
レトロなK-POPの高揚感が長く続く流れになるのか、ILLITのクラブ路線が新しいファン層へ届くのかは、これから見えてくる。異なる音楽性が並ぶことで、グループごとの個性を楽しめる選択肢も広がりそうだ。