李一桐主演『美人余』で女性たちが連帯 夫の財産乗っ取り計画に立ち向かう

李一桐が主演する中国ドラマ『美人余』が、Tencent Video(WeTV)と東方衛視で放送中だ。全28話の本作は伊北の同名小説を原作とし、結婚相手に家族の財産を狙われた女性の反撃を描く。
李一桐が演じるのは、江蘇・浙江・上海地域出身の一人娘で、フォロワーを多く持つネットクリエイターの余夢。模範的な婿と信じていた夫・狄立人が、結婚5周年を迎えた頃、家政婦を装う元妻の盧蕙と共謀して全財産を狙っていたと知る。中国で「吃絶戸」と呼ばれる、跡継ぎのいない家の財産を奪う行為を、婚姻を利用した計略として描いている。
余夢は裏切りを知ってすぐ感情に流されるのではなく、病院で検査を受け、弁護士に資金の流れを調べてもらう。さらに離婚弁護士の焦旭、親友の劉姿、夫の愛人だった文暁暁らと協力し、女性同士が結託して夫の計画を崩していく。香港01は、女性たちが一人の男性を奪い合う従来型の筋立てから離れ、被害を受けた側が連帯する展開を本作の見どころとして紹介した。
余夢は最初から迷いのない「強い女性」として描かれるのではなく、夫が作った幸福な幻想を壊すことを恐れ、証拠を目の前にしてから資産の確認や法的対応を学んでいく。揺れを抱えながら自分の人生を取り戻す過程が、復讐劇に現実味を加えている。