ミス・ユニバース・シンガポール代表Vion Tan、2026年大会不参加に安堵 来年の出場は未確定

ミス・ユニバース・シンガポール2026代表のVion Erico Tanは、11月24日にプエルトリコで開かれる大会に出場できなくなったことについて、悔しさとともに安堵も感じていると明かした。戴冠からわずか9日後に不参加が決まり、準備を進めていた国際舞台への夢は一度途切れることになった。
背景には大会のフランチャイズ権をめぐる対立がある。8daysによると、ミス・ユニバースのブランド権を持つJKN Universeは9月、ミス・ユニバース・イースタンが6か国のフランチャイズ契約を発行する権限はないとして契約を無効と主張。ナワット・イサラグリシルが率いるミス・ユニバース・イースタンは契約の有効性を訴えている。10月21日には、ナワットと関係するミス・グランド・インターナショナルが、資格や公平な扱いへの懸念を理由にシンガポールなど6か国の代表は参加しないと発表した。
Tanは8daysの取材に、準備が続いて渡航便も手配されるなか、参加者の安全への不安が強まったと語った。本人と他の対象国代表は公式の連絡経路や自己紹介の機会から外されたと感じ、「自国を代表する機会が平等に与えられていない」と受け止めていたという。彼女は誰かの意図を推測することは避けつつ、国を代表する機会を得た女性には公平さと尊重、尊厳が必要だと話した。
10月23日にInstagramへ投稿した動画では、衣装の準備やシンガポールの魅力を伝える計画が進んでいたため、夢が早くに断たれたことはつらかったと説明。一方で、安全と尊厳が考慮されたことにはほっとしたとも述べた。
来年の大会については、主催者ハイパーライブ・エンターテインメントのCEOでミス・ユニバース・シンガポールのナショナルディレクターを務めるSean Wong氏が、ミス・ユニバース・イースタンからTanが2027年大会に出場できるとの確認を受けたと説明。ただし、実際の参加にはミス・ユニバース機構の正式承認が必要だという。Tan自身も出場を断言できない不安を認めながら、コミュニケーション力や体力、舞台での表現力、文化知識を磨き、起業とミツバチ保護に関する活動を広げる考えを示した。