台湾高等行政法院、賴佩霞さんの心理相談広告を巡る上訴を棄却 3万元の罰金が確定
台湾の俳優・政治活動家、賴佩霞(ライ・ペイシャ)さんが、心理師の資格を持たずに有料相談を案内したとして台北市衛生局から科された罰金を争った訴訟で、台北高等行政法院は上訴を棄却した。自由時報によると、罰金3万台湾元の処分が確定した。
問題となったのは、賴さんのウェブサイトに心理治療や専門的な相談の訓練歴を記し、「心理相談師」を経歴として掲げ、80分2万3000台湾元の個別相談を案内していたこと。相談予約時の質問票には、精神疾患の家族歴や自傷・自殺経験などを尋ねる項目もあった。衛生局は、閲覧者に心理分野の専門資格があると誤解させる広告に当たるとして処分した。
賴さん側は、相談は教育や心の成長を目的とし、サイトには免責事項や専門機関への紹介制度もあったとして処分の取り消しを求めていた。裁判所は、広告の判断では肩書の表記だけでなく、説明される経歴、サービス内容、料金、予約手順などを総合的に見ると説明。刑事手続きで心理師業務の実施が認定されなかったことも、資格のない人による広告を規制する規定とは別の問題だとして、上訴を退けた。