台湾の指揮者・呂彦慶さん死去、48歳 療養中も病床で指揮を練習
台湾の指揮者、呂彦慶(リュー・イェンチン)さんが10月17日夜、48歳で亡くなった。妻が翌18日、本人のFacebookを通じて訃報を伝えた。呂さんは5月に白血病で入院し、治療と骨髄移植を受けていたが、重い合併症と感染症を併発し、懸命な治療の後に息を引き取ったという。
CTWANTによると、呂さんは治療中も音楽への思いを持ち続け、6月末には医師の許可を得て短期間退院し、舞台で公演を指揮した。8月には骨髄バンクを通じて適合する提供者が見つかり、移植後は一時、血球数が回復。中秋節前に帰宅できる可能性もあると見られていたが、その後、肝類洞閉塞症候群を発症し、さらに菌血症を伴う感染症で容体が悪化した。
妻は、骨髄提供者や医療チーム、支えてくれた人々への感謝を記し、悲しみの言葉だけでなく、呂さんとの温かな思い出や指揮する姿を残してほしいと呼びかけた。公開された映像には、病室で音楽を流し、窓辺やベッドで指揮の練習を続ける姿も収められていた。