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周家怡、主役を得た直後に仕事が途絶えた時期を回想 「無料の宣伝活動も断られ、涙が出た」

香港の俳優・周家怡が、約30年にわたる仕事の浮き沈みを振り返った。1998年に無綫電視(TVB)の俳優養成クラスに入り、長く脇役を務めた後、香港電視網絡(HKTV)のドラマ『導火新聞線』で初めて主演に決まった。しかし、HKTVが無料テレビ放送の免許を得られず、作品の放送が延期。周は仕事が途切れ、映画の現場では台詞のない端役から始めることになった。

さらに、無料で参加する予定だった映画の宣伝イベントも、主催者から来なくてよいと伝えられたという。周は当時を思い出し、車の中で涙が一滴こぼれたと語った。主演が決まった喜びから状況が一転し、知名度のない新人のように現場へ戻る落差を受け止めきれなかった。

ただ、周は泣いた翌朝には気持ちを切り替えた。映画の制作現場で学べることを探し、つらさを抱えたまま演技を続けるより、経験を次の仕事につなげようと考えたという。脇役を重ねた時期や、活動の足場を失った時期を経ても、目の前の役に向き合い続けてきた歩みが、今回のインタビューで語られた。