ティモシー・バスフィールドの起訴状を棄却 大陪審への説明に問題
米俳優ティモシー・バスフィールドを子どもへの性的接触の罪で起訴した大陪審の起訴状が、ニューメキシコ州の裁判所で棄却された。ジョセフ・モンターニョ判事は、検察が大陪審に証人を呼ぶ手続きを適切に説明せず、求められた証人の証言を妨げたと判断した。
AP通信によると、判事は検察側の対応が大陪審の手続きを損ねたとして、弁護側の申し立てを認めた。検察は新たな起訴に踏み切るかどうか、直ちには明らかにしていない。
大陪審が求めた証人を巡る判断
TVリポートが伝えた判事の書面命令によると、検察側は証人の召喚に関する法律を大陪審に正しく説明せず、証人を出席させない手続きを案内した。判事は、こうした対応によって大陪審に偏見が生じたと判断し、起訴状を退けた。
弁護側は6月、検察が大陪審の求めた追加証言を妨げたとして起訴の棄却を申し立てていた。9月の審理では、大陪審員が追加の証人を求めた際の手続きが争点になった。
申し立ての棄却で、事実認定が示されたわけではない
起訴の発端は、ドラマ『The Cleaning Lady』の撮影現場で、当時7歳だった双子の男児に不適切な接触をしたという申し立てだった。バスフィールドは容疑を否認し、無罪を主張している。
今回の判断は大陪審手続きの問題を理由に起訴状を棄却したもので、申し立ての真偽について裁判所が判断したことを意味しない。検察は再び起訴するかを決めておらず、今後の対応が注目される。