タイの司会者トイ、長寿番組をテレビからオンラインへ 会社閉鎖のうわさを否定
タイの司会者・番組制作者トイ(トライポップ・リムパパット)は10月21日、長年続けてきたテレビ番組『クルア・クン・トイ』と『トゥデイ・ショー』の制作をテレビ放送向けには終え、オンライン中心へ移すと説明した。会社を閉じるのではなく、制作費やテレビ広告をめぐる環境の変化に合わせた事業の組み替えだという。
発表のきっかけは、従業員の解雇と事業終了を告げる文書がネット上に出回ったことだった。トイはその文書を社内で作成した草案だと説明し、全社員で話し合った結果、事業を続ける方針になったと話した。広告収入の縮小で従来のテレビ制作を続ける負担が大きくなっており、番組をそのまま維持するより、先を見据えて形を変える判断をしたという。
オンラインでは『クルア・クン・トイ』を新しい形で続けるほか、『トゥデイ・ショー』から発展した『キットチェン・トイ』などを展開する計画。準備には約3年をかけてきたと報じられている。イベントやトークショー、コンテンツ制作も続け、トイ自身も引退ではなく仕事を続ける考えを示した。テレビ番組の終了が、制作会社そのものの撤退を意味するわけではなさそうだ。