チンパンジーのパンくん、安楽死のうわさを否定 25歳の誕生日を迎え健康に
日本のテレビ番組『天才!志村どうぶつ園』内の企画「パンくんとジェームズ」で知られるチンパンジーのパンくんをめぐり、麻酔をかけられて安楽死させられたといううわさが広がっている。長年世話をしてきた動物トレーナーの宮沢厚さんは、ドキュメンタリー番組『NO MAKE』で、SNS上の誤情報を「本当に怖い」と語った。パンくんが今も生きているのかと尋ねる人から、問い合わせが頻繁に届くという。
パンくんは現在、熊本県阿蘇市の阿蘇カドリー・ドミニオンで暮らしている。中天新聞網は日本メディアの報道を引用し、パンくんは最近25歳の誕生日を迎え、好物のうどんを食べたと伝えた。動きは機敏で、健康状態も良好だという。
妻と娘に再会、群れでの暮らしにもなじむ
宮沢さんによると、パンくんは人工哺育で育ったため、自分を人間だと思い込み、ほかのチンパンジーと衝突することを当初は心配されていた。そのため、妻のポコや娘のプリンちゃんとは長く別々に暮らしてきた。
10月3日にパンくんは家族と再会し、その後は群れの生活にも順調になじんでいるという。番組「パンくんとジェームズ」は2012年に終了し、共演していた犬のジェームズは2016年に亡くなった。番組終了後、パンくんが人前に出る機会が減ったことも、近況をめぐる誤った情報が広がる背景になったと記事は伝えている。