俳優クォック・トゥアン、ホーチミンでバインミー店を展開 17歳から働き学費を支える
ベトナムの俳優クォック・トゥアンが、ホーチミン市でバインミー店を複数展開している。注目を集めたのは、フーニャン地区のダン・ヴァン・グー通りにある店舗。メニューにはパテ入りや卵入りなどが並び、価格は1万〜3万5千ドンだという。店の運営に名を連ねるだけでなく、本人もエプロン姿で屋台のそばに立つ様子が紹介された。
クォック・トゥアンはアンザン省ヌイサップ出身。15歳で親戚の家に身を寄せながらホーチミン市へ移り、勉学を続けた。17歳になると、夕方から夜にかけて薬草飲料「ヌオックサム」を作って売り、学費や生活費の足しにしたという。高校を卒業して舞台芸術の学校へ進んだ後も、飲食店の給仕や名刺印刷、舞台裏の仕事、駐車場係などをしながら俳優を目指した。
舞台では進行補助や小道具の準備、エキストラを経験し、ホーチミン市の5B小劇場で演技の機会を得た。コメディアンのトゥイ・ガーに誘われてコメディーグループに加わり、テレビ番組「ガラ・クオイ」への出演で広く知られるように。その後は制作や演出、司会にも活動を広げてきた。早くから複数の仕事を掛け持ちしてきた俳優が、今は飲食店の運営にも取り組んでいる。