台湾映画『沙央』の公益上映、83歳の女性が半世紀ぶりに映画館へ

台湾映画『沙央(SAYANG)』の公開に合わせ、華山基金会が高齢者を招いた公益上映会を開いた。FTNN新聞網によると、30人の高齢者が台北市の喜楽時代影城今日店で鑑賞し、俳優の柯叔元も企画に協力した。
参加した83歳の王さんは映画が好きだが、結婚後は家庭のことで忙しく、映画館に足を運ぶ機会が半世紀以上なかったという。今回の上映で久しぶりに劇場へ戻り、若い頃の映画鑑賞の記憶をたどった。
柯叔元は、作品を通じて高齢者に愛情と寄り添う時間を届ける機会を得られたことをうれしく思うとコメント。上映後には湯湘竹監督と張煒珍プロデューサーも登壇し、マレーシア東海岸での撮影や現地での制作の工夫を語った。
『沙央』は10月16日に台湾で公開された。作品が掲げる「愛といたわり」の思いを、映画館に出かける機会として地域の高齢者へ届けた催しとなった。